感染者ゼロ“第1波”収まりつつある?専門家に聞く(20/05/18)



国内で新たに31人が、新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。これまでに国内では1万6155人の感染が確認されています。横浜と長崎のクルーズ船などを合わせますと、感染者数は1万7043人となり、781人が亡くなっています。
   
感染制御が専門の順天堂大学・堀賢教授に聞きます。

◆第1波が収まりつつあるのか。
 堀教授:「順調に減少している最中です。現在、見ているのは2週間前に発生した感染の件数を反映しています。GW直前くらいから約70%の行動制限できていました。その後、GWに入って、さらに自宅待機が増えたということもあり、GW以降の皆さんの頑張りの成果が出ていると見ています」

◆ここ数日、“感染者ゼロ”という県も多いが、ウイルス持っている人が少なくなっているのか。
 堀教授:「ウイルスは、2週間あれば自然に体内で消えていきます。すでに感染していた人は、この間にウイルスが消えていったのかもしれない。さらに、GW直前からの行動制限で人にうつらないようにしました。それらの相乗効果の結果、絶対数として、ウイルスを持つ人の数は減っていると予測されます。本当に“ゼロ”になったと推定できるのは、潜伏期間2週間の2倍、つまり28日間、届け出られた感染者数がゼロの状態が続けば、国際的には、排除できたと判断してよいと考えられています」

◆人出が増えていることについて。
 堀教授:「緊急事態宣言が解除された39県の影響もあるかと思います。日本全体に『もう終わった』というようなムードが出てきて、それに、つられて、出てしまっている人もいるのではないか。『28日間、ゼロが続かないと安心できない』と、しっかり伝えないといけない。政府の発表の仕方も、特定警戒都道府県に対して、引き続き、注意を促すよう、伝え方の工夫が、もう少しあってもよかったのかなと思います」

◆『新しい生活様式』の実践について。
 堀教授:「店側も利用者も、従来の考え方を変えないといけません。公衆衛生においては『作業管理、作業環境管理、健康管理』という“3つの管理”という考え方があるが、この中でも『作業環境管理』、感染しにくい環境に変えることが必要。例えば、店のレイアウトを変えたり、換気の回数を増やしたり、飛沫を防ぐような仕切りを座席の間に入れるなど。従来のデザインの常識を少しずつ変えていきながら、発想を変えて、工夫次第で新しい市場を開いていく。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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