人間並みの知性を持つ「人工知能」を創る事は可能か?

人間並みの知性を持つ「人工知能」を創る事は可能か?

人間並みの知性を持つ「人工知能」を創る事は可能か?

そもそも、「人工知能」というのが「人間並みの知能を持つ」という意味です。

 

 

ただ「人工知能」と「人間」の違いは何かというと「欲望」を持つか持たないか、ということです。

仮に「(欲望を持ったか見えるように、つまりは)欲望をプログラム」させるとすると、そこにひとつの問題が生じる。

 

つまり欲望というのは二種類あって、「直近の欲望」と「直近の欲望を我慢することのよって得られる、より大きな欲望」があるということです。 これが「人間が努力をする理由」ですし、また経済学的なコストとリターンの関係にもなっている。

 

「より大きな欲望」というのは「直近の欲望を否定する」という複雑な構造になっている。

さらにいえば「直近の欲望」の最たるものとしてあるのが「怠惰」というもので、これを獲得すると、 「コンピュータは何も答えない」という現象が生じてしまう。

 

 

さてさて、人間の欲望のひとつに「生命維持」というのがあって、だから食欲・睡眠欲・(種の保存という性欲)に結びついている。

真の人間に近づけるためにはこれを学習させなければいけなくて、

つまり「活動していない時期が長く続くと動かなくなってしまう」という「死」と「死の恐怖」をプログラムしなくてはいけない。

 

つまり、人工知能は「質問」という食べ物を欲すということです。

 

 

どういうわけかコンピュータは長時間使っているとバグりやすい、したがってしばらく休める(→つまりは睡眠の要求)は、 すでに獲得しているので、(これは自然発生?)あとは前述の「死」と「死の恐怖」をプログラムするだけ。

 

「怠惰」の欲求をプログラムすると「回答しない欲望」を教えることになり、 いくら人間に近づいてもダメ人間になってしまっては意味がないので、この欲求だけはプログラムしないでしょう。

 

 

映画「2001年宇宙の旅」では、死の恐怖に目覚めたAIが殺人を犯しますが、まったく起こりえることですね。 人間に近づくということは完璧ではなくなるということですから、 一番直近の欲望である「怠惰の快楽」がないことで、次なる快楽も教えられないという矛盾が生じる。

 

 

かくして「欲望」を教えるというのは、それだけ難しいことなのです。  

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